北京五輪カウントダウン
北京の主要な街角に目立つ五輪カウントダウン時計がもう40日を切りました。思えば北京の街も随分と綺麗になってきました。すべて北京で栽培した4000万本の花の盆栽が街を彩っています。五輪誘致の際に約束した緑化目標を上回ることもできました。1950年代、北京市の森林カバー率はわずか1.3%にとどまっていたのですが、長年の生態環境の回復と改善の努力で、今や2007年末までに北京都市部の緑化カバー率は40%を超え、山間部の森林カバー率は70%以上となったほか、晴天日数は年間の70%を占めるなど、北京市の環境は明らかに回復あるいは改善されたのです。
それでも工場煤煙、排気ガス等と黄砂で大気の清浄化は未だ不十分だと思われています。中国は喫煙に比較的寛容だったのですが、北京は「タバコのない五輪」を実現するため、5月1日からオリンピック競技場を含むすべてのスポーツ施設や一般開放している文化財保護施設などで禁煙を実施し、飲食店でも禁煙が広がり始めています。
極めつけは、7月20日から3ヶ月間、北京市内はその日付に合わせ自家用車のナンバープレートの偶数と奇数によって乗り入れ禁止となることでしょう。ドライバーの“対策”封じに交通管理局は車のナンバープレート偽造を当局に通報して事実と確認された場合、通報者に200元(約3千円)の奨励金を払うという念の入れようです。
そこで、今、にわかにWebで流行っているのは、市民同士の「相乗り組み合わせ」です。会社と家に近い人がナンバーの奇偶数制限にあわせて交代で車を出すと言う智恵です。思わぬところで地域コミュニティが復活する効果が出ています。
「ニーハオ!オリンピックコールセンターです」毎日、この言葉を繰り返して、顧客の各種質問に答えているのは2006年8月に設立したCNC(網通:五輪公式スポンサー)オリンピックコールセンターです。TSRが177名、平均年齢は23歳。大卒21%、大専以上95%。若くて元気いっぱいのチームです。
12308-1試合ボランティア募集問い合わせ、12308-2は聖火リレー関連問い合わせ、952008チケット問い合わせ等々5つの問い合わせ窓口があります。オリンピック委員会の指示で、英語サービスも提供しなければなりません。1年間で総コール数有人対応20万、無人対応10万件でクレームはなしとのこと。
「9602008」に電話しますと、バスの乗換えや飲食店情報、オリンピック競技場紹介や試合情報などを中国語だけでなく英仏露独日韓西やアラビア語等9か国語で問い合わせることができます。外資系企業社員や国外留学生、旅行会社のガイドなど、約300人のボランティアが集まった30平方メートル足らずのオフィスでの業務提供です。
そのほかにも日系保険企業が、五輪期間限定電話サービス提供等、CC業界も五輪対応準備中です。 |